
大阪・中之島の国立国際美術館で開催中の草間彌生(やよい)展覧会の入場者数が15万人を突破したらしい。その数が多いか少ないか、ピンとこないが朝日新聞があれだけ宣伝していたら、フツー見てみたいと思う。世界を舞台に活動する、国際的芸術家、83歳。

特徴ある水玉模様や細胞分裂を繰り返す虫、人の横顔、「わが永遠の魂」シリーズは100点を越え、今も即興的に描かれている。今回ビデオで放映されていた、生い立ちや生き様・・・。昭和4年生まれ、京都で日本画を学んだあと、28歳で渡米「前衛の女王」との異名をとり、平和・反戦運動にも携わっていた。この年代で渡米とはオノヨーコよりも凄まじい生き方だと感動、尊敬する。
幼い頃から統合失調症を病み、幻覚や幻聴に悩まされていたらしく、作品全体を水玉(ドット)で埋め尽くすのは、耳なし芳一が妖怪から身を守るために全身にお経を張りつけたのと同じように、恐れる幻覚や幻聴から身を守るためだとか。言われなくても会場や作品から狂気はビンビン感じた。

「魂の灯」コーナーは素晴らしかった。
今、彼女は何を思って暮らしているのだろうか・・。淋しくなければイイと思う。


