2011年8月9日火曜日

自利利他という言葉

不可思議解脱経にある仏教用語のひとつ、「自分の利益は他人の利益」という意味。大乗の理想で自己の仏教修行によって他人を救済することができ、それが自分の利益となるという考え。 

日曜の日経新聞・科学の謎に 大震災後のボランティア活動や、寄付行為など自分にとって利益がないと思われる行為をとるのはなぜか? こうした利他的行為は脳科学や心理学から見ると必ずしも無償の行為とは言えない。人間の行動を決めるのは「報酬」で金銭や名誉だけでなく、「他人からの褒め言葉も脳の中では報酬になる」という面白い分析をしていた。

人が褒めれた時の脳画像をMRIで調べたら、食べ物や性的刺激、金銭の報酬を得た時に活発に働く、部位の血流が同じように活性化する、すなわち金銭的な報酬と同じようにとらえるわけ。利他的と見える行動も実際は利己的、自己満足でも金銭的報酬と同じ効果があるのでは?と

脳内のドーパミンが分泌されると、快楽神経系にスイッチが入り、人は心地よさや快楽を感じる。つまり利他行為は「気持がイイ」のだ。うん、わかるような気がする。

でも・・・・。個人的には「左手に告げるな」と言われるように、善行は自分の左手にさえ知れることにないように、つまり陰膳がモットーで、人に知れた時点、褒められた時点、評価されることで露と消える事も承知する必要もある。ボランティア行為は難しい。


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