2010年3月29日月曜日

アイガー北壁



アイガー北壁。上映館が梅田スカイタワーのシネリーブルだということからしても、マイナー映画の扱いだと解る。 期待が大きかった分 失望とまではいかないけど、ドラマとしての感動は無かった。でも実話を基にした壮絶なドラマで、かつてない本格的な山の映画だという論評は当たっていた。

映画の見せ場の大部分は冬季登攀場面で、冷凍庫内での撮影らしいが中々真に迫って迫力があった。麓のホテルからマスコミやブルジョア達が望遠鏡で見物している画面にドイツ映画らしい思想を感じさせる。

原作を知らなかったのでラストシーンに戸惑ったが、山、特に厳しい登攀での遭難では非常にあり得る場面で、日本でも谷川岳衝立岩正面で宙吊りになった二人の遺体を関係者や報道陣が見守る中、自衛隊の狙撃隊がザイルを切断して落下させ回収した。この時消費した弾丸は1300発だとか・・・。

いつもこの手の映画は突っ込みどころ満載で、ハーケン一本で大のおっさん三人も確保するなんて、懸垂下降の時は分散加重ですよ! 下でザイル切られてどうやって降りるねん! アイゼン無しで冬壁登れるか!なんだけど

ド素人に言われるのは承知の上でデフォルメなのよね。

2010年3月25日木曜日

長谷寺と天神山



室生寺の近く、ボタンで有名な長谷寺も特別拝観と銘打って、ご本尊の十一面観世音菩薩立像と御影大画軸の御開帳、特別拝観を行っています。このあたりは初瀬の地名で万葉集に登場する歴史深い土地で、大阪に流れる大和川はこのあたりで「初瀬川」と呼ばれています。


長谷寺の舞台から眺める天神山

ご神体山として仰ぐ『天神山』(与喜山ともいわれる)は大初瀬山、隠口長谷山とも呼ばれ、古代大和では最初に太陽が昇る神聖な山として、崇められ、アマテラスが天上からこのお山に初めて降臨したという伝説もあります。 

興喜天満神社


また中腹に鎮座する興喜天満神社は菅原道真公を祭る日本最古天神と言われて、中世に始まった我が国の天神信仰の草分け的な存在で、なにより道真公の御先祖・野見宿禰はここ初瀬の出雲のご出身です。

長谷寺の庭園


古代史の話になると脱線する。観音様の特別拝観はお足もとに触れさせて頂く(1000円)、テレビで見たことのある大画軸見学(500円)入山料500円、寺宝展(100円) 合計2100円が共通券で1700円に割引されます。高いと言われれば高い!大画軸は一見の価値ありだが、観音様は舞台から眺めるだけで十二分。お足もとに触れるなんて恐れ多い。

興喜天満神社本殿

建物や花より、向かいの山が気になる。連歌橋を渡り、スサノオ神社にお参りして急な石段を上り、鬱蒼とした登山道路を歩くと山の中腹に、興喜天満神社が鎮座。境内にはいくつかの磐座が・・・。小夫の天神社と印象が似ている。 神官さんの話によると、山頂一帯には磐座や狛犬、鳥居などが残されていて古代祭祀が行われていたと考えられる。


境内の磐座(ご斎神・天照大神)

八王子社と山神遥拝所の磐座

5世紀後半、雄略天皇が都を置いたとされるこの地は 神さびた谷間の聖地で伊勢に続く「初瀬街道」として
また「隠国」として万葉集や挽歌にもよく登場する。

2010年3月22日月曜日

室生・龍穴神社



室生寺の門前を室生川に沿って500メートルほど下っていくと、左手の鬱蒼とした杉木立の中にひっそりと佇んでいる龍穴神社が見えてくる。 巨杉に囲まれたこの神社は室生寺の歴史よりさらに古く、室生寺は龍穴神社の神宮寺と呼ばれていた時期があったと看板に書かれている。・・・。




この渓谷の奥には 雨や雲を支配する龍王さまが住んでいるという龍穴があり、奈良の中でも天河神社と二分する格別のパワースポットとして知る人に知られている。 神社のちらしには「奥宮参拝するには社務所で借りた衣服を着用」と書かれているが、一旦道路に出て林道からの道順が書かれたチラシに添って車で入口鳥居まで行く。


途中に天岩戸と書かれた鳥居と注連縄で祀られた大きな磐座が鎮座




少し先に《 吉祥龍穴 》 の案内板と鳥居があり、参道口から100段降りると、右手に流れのある滑滝、正面の拝殿(奥宮)の奥(対岸)に龍穴が見えてきますが あたりの静寂さと相まって霊気が漂い ブルッと身の竦む思いがします。 ご聖地での撮影について、心ある人は シャッターがおりないという話を聞いてから、ご神体の磐座や奥宮など鳥居の中の撮影を躊躇するようになってきた。 室生の里は懐かしい源風景で龍穴神社の由緒については、春日大社の御蓋山や猿沢の池、仏隆寺など・・・。話が長くなる。
 

2010年3月19日金曜日

室生寺の五重塔開扉



室生寺五重塔開扉と聞いて見に行った。五重塔の中に入れるのだと勝手に思っていた。駐車場の人に聞いたら。「五重塔は開いているけど こんなに小さいので 中に人が入るスペースなんてありませんよ、っと両手で大きさを示して、見てきてごらん。」って私のワクワクドキドキ感にパンチを浴びせた。

4か所の初層の扉が開けられている。中のお仏像は本堂に安置。

入山料600円、プラス特別拝観料400円で建立以来の秘仏として五重塔の初層の奥に、心柱を囲むように安置されていた、五智如来像を拝む事が出来る。てっきり五重塔の中が見られるのかと思っていたら、駐車場で聞いたとおり五重塔の初層(1階)はとても小さくて人の出入りできるスペースはない・・・。本堂に安置されているので、特に料金を払わなくても外から充分拝謁できる。

室生寺の境内はシャクナゲを観賞するために訪れる人が多いが、建物も仏像も国宝、重文のオンパレードで、特に金堂内に安置された仏像の素晴らしさは他を圧倒する。 十一面観音菩薩立像を見るだけでも充分価値はある。弥勒堂の中に佇む前鬼、後鬼を従えた役行者のお像がとても気になった。

2010年3月18日木曜日

さよなら白熱電球

栃木県・鹿沼工場で行われた「一般白熱電球製造中止式典」

ニュースで東芝ライテック従業員全員が白熱電球の製造ラインに頭を下げる場面をみて、うるうるしてしまった。 人として大切な事をきちんと守る真摯な会社だと私の中で東芝の株は急上昇。 リーマンショックの前に705円で買った2000株は現在450円まで回復、さらなる上昇もお願いします! 

記事によると・・・。
東芝ルーツの1つである白熱舎(後の東京電気、東芝の前身)が日本初の炭素フィラメント電球を製造してから120年。一日10個の生産から最盛期には年間7800万個を生産、現在までに40億7000万個を出荷。しかし、省エネ機運が高まると、世界初の電球形蛍光ランプを開発。さらに2006年からLED電球を展開するなど徐々に白熱電球から軸足を移し かつて6本あった白熱電球の製造ラインは1本だけとなり、その最後のラインも動きを止めた。 

製造ラインでは、最後の白熱電球の検品作業が終了。担当作業員から鹿沼工場の小田工場長に手渡された。その後、工程ごとに製造機械の電源が切られ、工場長が全ラインの停止を確認。静寂に包まれた工場の中、40年に渡って白熱電球を作り続けてきた製造ラインに従業員全員が頭を下げた。 「人々の暮らしを照らし続けてきた白熱電球は東芝の誇りだ」・・と。

2010年3月15日月曜日

立松和平さんの百霊峰巡礼

きも可愛いと大人気のせんとくん

今年の奈良は平城遷都1300年祭で盛り上がろうとしている。見どころは県内各地の神社仏閣で繰り広げられる特別展示やご開帳で吉野金峯山寺や室生寺・法華寺・海龍王寺・東大寺・法隆寺などの秘宝・秘仏が公開される。中でも創建以来初めて開扉される室生寺五重塔や石上神宮の国宝七支刀拝観は価値が高い。

そんな中、3月6日 聖徳太子シンポジウム「未来へのビジョンー聖徳太子の国づくり」は立松和平さんの講演が予定されていた。 立松さんは法隆寺にも造詣が深く聖徳太子に関する書物も出版されている。また百霊峰巡礼と表し 神々の息吹に触れる山を自身で歩き「神の座す山へ」道案内をしていた。 第一集のはじめに 「 この企画は足掛け9年の歳月を要し、実際に山に登り、神々と感応しつつ、およそ10枚の原稿を書き続ける。知力も体力も充実している状態を、続けるということは、寿命のある凡夫としては、残された年月は少なく、私には最後の機会かもしれない 」・・・と記している。 

今年2月8日死去。登山家とは違う視点で山を語る希有な人で、歴史や文化に裏打ちされた文章は何度読み返してもやはり上手い。今後の記録を、百霊山達成を楽しみにしていたのに、惜しい人を亡くした。

2010年3月14日日曜日

「迎賓館 熱海 小嵐亭」

横浜での仕事を口実に金曜夜、熱海温泉で1泊した。泊まったのは「迎賓館 熱海 小嵐亭」 楽天トラベルの口コミを見て、お食事5点満点が決め手になった。通常3~9万のお宿が、お任せ体験コースでお一人2万4千円。宿にしたら、多分最低ランクのお客さん・・・。でもさすが高級旅館、そんなこと感じさせない対応。玄関から料亭の雰囲気で、チェックインはロビーで抹茶サービスを受けながら、客の品定めか。まぁいいや。お部屋は二間続きで広々、サービスの女性はとてもフレンドリー、口コミで読んだ女将の挨拶は無かったのでやはり、格安プラン・・。まぁいいや。食事はとても美味しかった。京都の菊の井や 奈良の菊水楼と比べたら関西人には少し味が濃いけど許容範囲。銀座で修業した料理長らしい。食事だけで充分値打ちがあるのでタダで泊まった気分かな?

ただ・・・。熱海と言えば・・・。温泉なのに・・・。お風呂がしょぼい・・・。露天風呂もない。JTBのランクでも食事は最高5なのに、お風呂は1が付いたとか付かないとか・・・。名誉のために言うと、別棟離れの部屋には掛け流しの露天風呂が付いている。お一人9万5千円どすえ

ワタシ的には満足度最高ランク、朝食の量も質もグッド。また行きたい。

高速料金行きは7500円、帰りは1000円。だけど東名岡崎インターの渋滞はいつもひどい。2時間以上余計に時間がかかった。

帰って相場を見たら、日経高値引けで為替も円安基調。来週の相場は「 小じっかりとした値動きとなりそうだ。」ってホンマかぁ??

 

2010年3月5日金曜日

アイガー北壁



映画「アイガー北壁」・・・・。ナチス政権下、国威発揚の風にあおられて、山に散った若者たち・・・。実話を基にした壮絶なドラマで、山岳写真家の梶山正さんの解説によると かつてない本格的な山の映画だそうです。 

この映画に描かれた遭難事故が起きたのは1936年。当時、ヨーロッパの三大北壁のうち、マッターホルンと、グランドジョラスは初登攀され、残るはアイガー北壁だけでした。ヨーロッパにおける登山界の最大の目標であり最後の課題として、フランス、ドイツ、イタリアを中心に競い合っていた。初登攀されたのは1938年ですが、それまでに8人のクライマーが死亡そていて、「死の壁」とも呼ばれていました。今とは格段に劣る装備や衣服、資金や物資の移動手段。自己表現の登山にすべてを賭けている若者の魂・・・。山に興味のない人の心をも、激しく揺さぶること必至の感動作品。 3月20日公開です

見逃さないようにしよう。

5日の日経は223円24銭の1万368円96銭と約2週間ぶりの高値水準となった。持ち株もほぼ全面高で、ようやく春の兆しが見てきた? ・・・。な訳なかろう。ダマシの目くらましよ、きっと

今日は春のような暖かさ、でも週末は雨で冬に逆戻りらしい。やはり東大寺のお水とりが終わらないと関西に春はこない

2010年3月4日木曜日

ゼロサムゲーム



今日の日経株価はマイナス107円42銭の1万145円72銭と大幅下落。後場に入るとアジア株安と円高で地合いが悪化。いつものストーリーだけど なんでこんな貧乏国の通貨が高いのか訳わからん!ドルを処分して高を食っていたら、ユーロの大暴落、いつの間にか150円だったポンドまで132円台。株も怖いが為替も怖いわ。 ゼロサムゲームだと解っていても私だけは儲かると・・・。コツコツ貯めてドバット吐き出す浅はかさ・・・。 

2010年3月1日月曜日

ツイッター

遅ればせながらツイッターを初めてみた。

サイトの管理人によると、ホームページからブロにへと検索にヒットするのは今やブログが主流になっているけれど、アメリカを例にとるとこれからはツイッターですってさ!!

ダーウインの進化論だったか? 生き残るのは賢い人でもなく、強い人ではなく、変化についていける人らしい、そこでツイッターですよ。

山小屋アルバイトの情報をリアルタイムで発信していけば、サイトに導線を貼れそうですので、頑張ってみます。 フォロワーを増やしていくためには、自分の提供する話題に関心を持ってくれそうな人を、自分から適当にじゃんじゃんフォローする。そうすると、興味がある人はフォロワーになってくれますのでその繰り返しで徐々に増えてくるそうです。 自分の提供する話題に関心を持ってくれそうな人の探し方としては、検索窓に適当なキーワード(山小屋とか登山とか)入れてみると効果的だとか・・・。 mixiなどよりも希薄な感じですので、お気軽感が良いですね。

ただし、発言した内容、また、その発言に返信した内容も含めてフォロワーだけでなく、すべての人が見ることができ、検索エンジンにも引っかかりますのでそのあたりは注意が必要です。 以前ミクシーでマイミクさんに気を許して 油断しエライ目に遭いましたので。 自分の発した言葉で何らかの影響を受ける人がいるなら常に考慮しないといけません。 何事も人間愛、友愛精神です。 鳩山さんは50000万人フォローしているらしいですが、拝見するにムチャクチャになってますね。