2010年3月15日月曜日

立松和平さんの百霊峰巡礼

きも可愛いと大人気のせんとくん

今年の奈良は平城遷都1300年祭で盛り上がろうとしている。見どころは県内各地の神社仏閣で繰り広げられる特別展示やご開帳で吉野金峯山寺や室生寺・法華寺・海龍王寺・東大寺・法隆寺などの秘宝・秘仏が公開される。中でも創建以来初めて開扉される室生寺五重塔や石上神宮の国宝七支刀拝観は価値が高い。

そんな中、3月6日 聖徳太子シンポジウム「未来へのビジョンー聖徳太子の国づくり」は立松和平さんの講演が予定されていた。 立松さんは法隆寺にも造詣が深く聖徳太子に関する書物も出版されている。また百霊峰巡礼と表し 神々の息吹に触れる山を自身で歩き「神の座す山へ」道案内をしていた。 第一集のはじめに 「 この企画は足掛け9年の歳月を要し、実際に山に登り、神々と感応しつつ、およそ10枚の原稿を書き続ける。知力も体力も充実している状態を、続けるということは、寿命のある凡夫としては、残された年月は少なく、私には最後の機会かもしれない 」・・・と記している。 

今年2月8日死去。登山家とは違う視点で山を語る希有な人で、歴史や文化に裏打ちされた文章は何度読み返してもやはり上手い。今後の記録を、百霊山達成を楽しみにしていたのに、惜しい人を亡くした。

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