
室生寺の近く、ボタンで有名な長谷寺も特別拝観と銘打って、ご本尊の十一面観世音菩薩立像と御影大画軸の御開帳、特別拝観を行っています。このあたりは初瀬の地名で万葉集に登場する歴史深い土地で、大阪に流れる大和川はこのあたりで「初瀬川」と呼ばれています。
長谷寺の舞台から眺める天神山ご神体山として仰ぐ『天神山』(与喜山ともいわれる)は大初瀬山、隠口長谷山とも呼ばれ、古代大和では最初に太陽が昇る神聖な山として、崇められ、アマテラスが天上からこのお山に初めて降臨したという伝説もあります。
興喜天満神社また中腹に鎮座する興喜天満神社は菅原道真公を祭る日本最古天神と言われて、中世に始まった我が国の天神信仰の草分け的な存在で、なにより道真公の御先祖・野見宿禰はここ初瀬の出雲のご出身です。
長谷寺の庭園古代史の話になると脱線する。観音様の特別拝観はお足もとに触れさせて頂く(1000円)、テレビで見たことのある大画軸見学(500円)入山料500円、寺宝展(100円) 合計2100円が共通券で1700円に割引されます。高いと言われれば高い!大画軸は一見の価値ありだが、観音様は舞台から眺めるだけで十二分。お足もとに触れるなんて恐れ多い。
興喜天満神社本殿建物や花より、向かいの山が気になる。連歌橋を渡り、スサノオ神社にお参りして急な石段を上り、鬱蒼とした登山道路を歩くと山の中腹に、興喜天満神社が鎮座。境内にはいくつかの磐座が・・・。小夫の天神社と印象が似ている。 神官さんの話によると、山頂一帯には磐座や狛犬、鳥居などが残されていて古代祭祀が行われていたと考えられる。
境内の磐座(ご斎神・天照大神)
八王子社と山神遥拝所の磐座5世紀後半、雄略天皇が都を置いたとされるこの地は 神さびた谷間の聖地で伊勢に続く「初瀬街道」として
また「隠国」として万葉集や挽歌にもよく登場する。
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